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大和路を訪ねて(番外編) 

〜 奈良・明日香まるごと体験ウォーク 〜 【飛鳥鍋でおもてなし】

松波芳子(奈良の食文化研究会会員・栄養士)

「奈良・平城京」に都が移されたのは西暦710年。来年2010年は、「奈良・平城京」に遷都されてから1300年という記念すべき年です。奈良県では色々なイベントが企画されていますが、ここ明日香村でも、キトラ古墳壁画の特別公開(5月8日〜24日)が行われるなど、様々なイベントが企画され、一段と注目を浴びています。

そうした中、去る4月26日(日)、明日香村主催の恒例「明日香まるごと体験ウォーク」が開催され、荒天にもかかわらず、多くの人が参加して、ウォーキングを楽しみました。そこで奈良県牛乳普及協会(米田嘉浩会長)は、参加者に当地の味を堪能していただこう、と名物の「飛鳥鍋」を用意して、500人にふるまいました。

「飛鳥鍋」とは、この地で、寺の僧が鶏肉を牛乳で煮たのが始まりともいわれ、昔は家で飼っていた鶏の肉、ヤギの乳や旬の野菜などを煮て食べられていた鍋料理のようです。味付けは、味噌を入れたり、すき焼き風の味付けなど様々。具もその時その時に入手できるものを組み合わせていたようです。

今回は鶏だしを取り、前日に刻んで準備しておいた白菜、人参、ゴボウ、大根、ネギなどの野菜類、それにあげ、こんにゃくも加えて具だくさん。それを全て鶏がらスープでほどよく煮たところへ、鶏がらスープと同量の牛乳を入れ、醤油・酒・味噌で味を調え仕上げます。当日は朝から断続的に小雨が降り、さらに風が次第に強さを増し、この悪天候に参加状況がどうなることかと心配がつのりました。会場となった広場に張られたテントの中にも突風が吹き抜け、準備中から大鍋の蓋やトレイが吹き飛ばされ、またガスの火が消えたり散々でしたが、なんとか熱々の汁ものが出来上がりました。

昼食会場として設定された場所なので、午前11時頃からと思いきや、ウォーカーの方の到着が予想より早く、雨を見越して早いペースで歩かれた方達の列が1時間も早くできました。それで早々に煮上がった熱々を椀に盛り、皆さんに味わっていただきましたところ、「おいしいー」と喜んでいただきました。また何人かの方から材料のことや、作り方も聞かれましたので、牛乳の使用量と、最後に注ぎ入れてから、その後あまり煮立たせない方が風味良く仕上がるとのコツも合わせて説明しました。

次々と並ばれる参加者にしばし6名のスタッフも大忙しでしたが、用意した500個の椀もまたたく間になくなり、急いで50個ほど追加して、並んで頂いた皆さんに味わって頂くことができました。

会場には他にも、地元の新鮮なタケノコの吸い物のおもてなし、タケノコご飯、おにぎり、こんにゃく、取れたて春野菜と農産加工品、米などの販売のブースが賑やかに並び、悪天候がちょっと残念でしたが、この地ならではの大変大変インパクトのあるキャンペーンとなりました。

またこの会場で、木工体験コーナーの明日香村森林組合に制作を依頼して、地元の杉の間伐材を使って、木の風合いもあたたかい牛乳宅配用ボックスが誕生し、現在好評を得ています。これもまた素晴らしい出逢いです。

今後もこのように地域まるごとの特色と牛乳とを結んでの普及活動も有効な手段のひとつとなるのではないでしょうか。     

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