サイトマップを表示します。

Q41
GI(グリセミック・インデックス)ってなんですか?牛乳とはどんな関係があるのですか?

GIは、食後の血糖値の変化を示す指標で栄養指導に活用されています。低GI食の牛乳は、肥満や糖尿病の予防・改善につながります。

GI(グリセミック・インデックス)は、「同量の糖質摂取でも素材やその組み合わせによって血糖値への影響が異なる」という食後血糖値上昇反応の面に注目した考え方で、糖尿病の食事指導にも活用されています。最近、わが国でもGIを取り入れた食事指導が注目されています。

GIは、食後の血糖値の変化を示す指標のひとつで、ブドウ糖(グルコース)摂取後2時間の血糖上昇曲線下面積(IAUC)を100としたときの、各食品のIAUCの比率で示されます。牛乳・乳製品は国際表(表1)でみると、牛乳、ヨーグルトともGIは27、スキムミルクは32で、一般に低GI食は72以下とされていますから、かなり低値を示す食品といえます。

米飯単独ではGIは100ですが、
牛乳と米飯を組み合わせて摂るとGIは69に下がります。

わが国では、米飯を基準食(GI:100)に設定して、各食品のGIを算出しています。杉山氏、若木氏らの調査では、米飯と同様に糖質のせんべいは111、赤飯は105、もちは101、パンは92と、単独で摂取した場合は、米飯と同様に高GIを示しています。ところが牛乳と米飯を組み合わせると69に、米飯を摂取する前にヨーグルトを摂ると72に、チーズと白パンでは71とGIが下がります(表2)。

このように牛乳・乳製品と組み合わせることでGIが下がるのは、牛乳のたんぱく質や脂質が胃の中で糖質の消化吸収の時間を遅延させ、血糖値の上昇を抑えるように働くためと考えられます。

肥満に関する研究で、低GI食は満腹感を延長させ食物摂取量を減少させるという報告が、逆に高GI食は肥満を促進するという報告が出されています。GIの低い牛乳・乳製品は、食後血糖値の上昇を抑え、体脂肪の蓄積を抑制するため、肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防・改善につながる食品といえます。

■項目に戻る

【Q・41】 GI(グリセミック・インデックス)ってなんですか?牛乳とはどんな関係があるのですか? GIは、食後の血糖値の変化を示す指標で栄養指導に活用されています。低GI食の牛乳は、肥満や糖尿病の予防・改善につながります。