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ニュース メタボリックシンドローム


__「食育推進基本計画」の目標値の中でも、平成22年度までにその認知率を80%に上げることが掲げられた「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」。ご存知の方もそうでない方も、この機会にご確認を。

■言葉の意味

メタボリックシンドロームとは、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の危険性を高める複合型リスク症候群のこと。複合型リスクとは、高血糖・高血圧・高脂血・内臓脂肪型肥満などを指す。
__メタボリックシンドロームは、これらのリスクは別々に進行するのではなく、「水面上に出た氷山の一角であり、その水面下はつながっていて、大きな氷山を形成している」という状態のため、たとえ個々のクスリで一つの山を削っても、他の疾患は改善されないと考える。このため、根本的に治療するためには、食生活の改善と運動習慣の徹底などの生活習慣の改善により「氷山全体を縮小することが必要」としている。

■背景

メタボリックシンドロームが注目されている背景には、カロリー過多や運動不足による肥満や生活習慣病(高血圧や糖尿病など)の増加がある。
__厚生労働省が実施した「糖尿病実態調査」では、「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性が否定できない人」との合計は、平成14年で1.620万人(推計)で、平成9年に比べ、250万人増加している。また、同省の「国民栄養調査」では、30〜60歳代男性の約3割に肥満が見られ、いずれの年齢層においても肥満が増えているほか、女性では60歳以上で肥満が多いという結果も出ており、今後ますますメタボリックシンドロームに陥る人が増えていく傾向が強いといえる。

■診断基準

日本肥満学会などがまとめた日本におけるメタボリックシンドロームの診断基準は次の通り。
__【注】・内臓脂肪基準の該当者を「要注意」としているが、痩せ型でも採決データなどから隠れ肥満が判明する場合もある。

■内臓脂肪蓄積
ウエスト周囲径・・・男性 85cm以上/女性 90cm以上
(内臓脂肪面積100平方cm以上に相当)
※上記↑■に加え、以下↓■のうち2項目以上
■血清脂質異常
トリグリセリド値・・・150mg/dL以上
HDLコレステロール値・・・40mg/dL未満
のいずれか、又は両方
■血圧高値
最高(収縮期)血圧 130mmHg以上
最低(拡張期)血圧 85mmHg以上
のいずれか、又は両方
■高血糖
空腹時血糖値
110mg/dL以上

(全国牛乳新聞・第●●●号より)●/●/●