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「全乳連便り」-街の牛乳屋さん通信ー

第37号 2016年8月30日号

毎月15日、30日発行

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全乳連事務局の白根です。「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第37号をお届けします。

9月13日、リオデジャネイロオリンピックで「日本史上初」「レスリング史上初」「女子史上初」となる大会4連覇を達成した伊調馨選手の国民栄誉賞受賞が閣議で決定されました。おめでとうございます。

今回は、フランスの「生乳」自販機の記事などをお送りします。

◆今回のメニュー◆

  • [1]フランスの「生乳」自販機
  • [2]「明治Daily Rich」シリーズ、魚介の調理ソース2
       種新発売
  • [3]ビヒダス とろっとかけるプレーンヨーグルト
  • [4]協同乳業、農協牛乳で新米プレゼントキャンペーン
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[1]フランスの「生乳」自販機

JミルクのFB(フェイスブック)に、フランスの「生乳」を販売している自販機についての投稿がありました。ちょっと珍しいのでご紹介します。
「フランスには生乳を買える自販機があります。 その名も『ミルクの泉』。 牧場から毎朝、しぼりたての生乳が供給されています。この自販機は手間も経費もかかり、収益化は簡単なことではありません。しかし、酪農家が責任をもって管理した品質の生乳を適正な価格で消費者に直接届けることができる、そして消費者もそれにより満足を得ている・・・このような生産者と消費者のつながりが最も重要なことで、何よりのモチベーションとなっているようです。牧場と食卓を一気に近づける、そんな役割を担っている自販機です」
この記事、「ミルクの国の食だより」を発信しているのは、フランス在住の管理栄養士、吉野綾美さん。
「サント=フォワ=レ=リヨンのグラヴィエール広場に設置されている自動販売機で生乳を販売しているのは、生産者のロジエさん。ロジエさんの牧場は、そこから18km離れたル・レモネにあります。生乳の自販機設置のきっかけは欧州酪農危機でした。もとは隣国イタリアから持ち込まれた生乳の自動販売機。フランスで設置のきっかけとなったのは、2009年に勃発した欧州酪農危機です。(※)未曾有の乳価暴落により、非常に深刻な経営悪化や廃業に直面した生産者への救済策のひとつとして導入されました。
※ 2009 年欧州酪農危機 : 原油や穀物等(コモディティ)の国際価格高騰,及びその後の世界的不況を背景として,酪農品価格下落と生乳生産コスト上昇とが同時発生していた2008 年後半から 09 年末ぐらいまでの時期をいう
現在では、中間業者を省いた流通短縮、地産地消、農村と都市との連帯経済に貢献等の視点から、多くの酪農家が賛同し、ローヌ県だけでなく、フランスの各地域で展開されています。
利用者は、昔、近所の酪農家で生乳を買ったことのある中高年世代が多いようで、残念ながら購入に至らない若年世代は生乳の扱い方や利用法を知らない人も多いとか。
吉野さんの話しは続きます。「夏のバカンスで牧場を訪ねれば、子供だけでなく大人も、おいしいものを供給してくれる農業の大切さを再発見するにちがいありません」

[2]「明治Daily Rich」シリーズ、魚介の調理ソース2 種新発売

株式会社明治(川村和夫社長)は、「明治Daily Rich」シリーズより、魚介を使って作る調理ソース「明治Daily Rich魚の旨み仕立てアクアパッツァソース」と「明治Daily Rich北海道産生クリーム仕立てサーモンクリーム煮ソース」(チルド加工食品)を、2016年9月1日から全国発売した。
今回の新発売にあたり考えられたキャッチフレーズ は「魚介で作る、簡単なのに本格洋食」。
・魚の旨み仕立てアクアパッツァソース
魚介の旨みが溶け込んだソースに、ブラックオリーブやドライトマトを加えた。
・北海道産生クリーム仕立てサーモンクリーム煮ソース
明治十勝フレッシュクリームを使用した、コクがある濃厚な味わい。
健康意識の高まりから、“野菜や魚”を積極的に摂りたいと思っている消費者が増えている。その一方で、魚料理はレパートリーが少ないことや、手間が多いことが悩みとなっていることが同社調査で分かった。

●「魚の旨み仕立てアクアパッツァソース」
・白ワインを贅沢に使用し、魚の旨味や香りを引き立てるソースに仕上げている。
・彩の良いドライトマトやオリーブを使用し、アクセントに赤唐辛子を加えている。
・アクアパッツァはイタリア料理の中で有名な魚介料理で、ワインなどのお酒と相性が良い。
・おすすめの魚=白身魚(生たら、鯛など)・・・生サーモン、カジキでもOK。あさり、ムール貝を加えてもよい。

●「北海道産生クリーム仕立てサーモンクリーム煮ソース」
・北海道十勝産生クリームを使用した濃厚でコクのあるクリームを楽しめるソース。
・具材として、ホールマッシュルームとポテト、ベーコンチップを加えた。
・赤ワインビネガーを加え、後味の良いソースに仕上げている。
・おすすめの魚=生サーモン・・・生たら、鯛、カジキでもOK。ホタテ、カキを加えてもよい。

同社広報部は、今回の新発売にあたり、「新商品が加わった新しい「明治Daily Rich」シリーズを通じ、理想の食卓づくりを応援するとともに、チルド食品市場の活性化を図っていく」としている。
希望小売価格:380円(税別)/260g
ターゲット :20~50代の夫婦世帯を中心に幅広く設定

新発売に先駆け、同社は記者説明会と試食会を開催した。これまでなかった新しいかたちの説明会で、担当者から説明を聞きながら試食する、という新しいスタイル。どちらの商品もなかなかおいしい。魚は別途用意しなければならないが、ソースに合わせる前に「焼く」などひと手間加えるだけでリッチな洋食を食卓に並べることができる。ご家庭の奥様方には、心強い味方ではないだろうか。

明治デイリーリッチ

[3]ビヒダス とろっとかけるプレーンヨーグルト

森永乳業は、『ビフィズス菌BB536』を配合した「ビヒダス ヨーグルト」シリーズより、「ビヒダス とろっとかけるプレーンヨーグルト」を、9 月13 日(火)に東海・北陸以東、9 月20 日(火)に関西以西にて新発売する。
この新商品は、ボトルタイプのキャップ付き紙容器(以下ボトル容器)入り
で、ヨーグルトカテゴリーにおける、“食べる”、“飲む”に続く、新提案“かける”タイプのプレーンヨーグルト。
同社がこのたび実施した調査などで、子どものいる主婦に大容量プレーンヨーグルトの不満点を聞いたところ、
①「取り分けが面倒」
②「取り分けに使うスプーンの洗い物が増えて手間」
③「取り分けを面倒臭がり、夫や子供が自分でやらない」
といった点が挙がった。
このことから、同社は、今後は“かける”食べ方への広がりが期待できる、と判断した。
そして、大容量プレーンヨーグルトの不満解消や使用シーンの変化への対応として、ヨーグルトの粘度を調整し、ボトル容器を採用した、“かける”タイプのプレーンヨーグルト「ビヒダス とろっとかける プレーンヨーグルト」を開発した。風味は、酸味が少なく、まろやかな味わいでとろっとした粘度のため、そのまま召し上がっていただくだけなく、料理や調味料にも最適だ。
実際に使っていただいたところ、95%の方がおいしいと評価、購入意向は85%となった。普段通りに使用するだけでなく、
・「シリアル、グラノーラ、パンケーキにかけて」、
・「ドレッシングの隠し味に」、
・「マヨネーズ代わりに」
など、幅広い用途に使用される方もいた。

●「ビヒダス ヨーグルト」シリーズについて
人間の腸内には数百種類、100 兆個以上もの細菌が棲んでいるが、その中でもビフィズス菌は健康のために働く善玉菌の代表格で、大腸内の悪玉菌の増加を抑え、腸内の環境を整える。さらに、同社独自の『ビフィズス菌BB536』は、他のビフィズス菌に比べ、酸や酸素に強く、生きたまま大腸に到達できる菌だ。腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を追い出す。「ビヒダス ヨーグルト」にはこの『ビフィズス菌BB536』を配合している。

ビヒダスとろっとかけるプレーンヨーグルト

[4]協同乳業、農協牛乳で新米プレゼントキャンペーン

協同乳業株式会社(尾﨑玲社長)は、2016年3月1日より関東地区にて発売した、新殺菌製法の「農協牛乳」で“こだわりの新米プレゼントキャンペーン”を実施している。
電気殺菌によるスッキリとした後味、生乳本来の味わいを引き出した「農協牛乳」と同様に、プレゼントするお米も製法・おいしさへのこだわりが詰まったお米を厳選した。
実施期間は2016年9月~10月の2ヵ月間。1000mlの商品バーコード2枚を一口として応募いただき、抽選で合計150名にプレゼントする。

<こだわりの新米>
・「幻の米(コシヒカリ)」(長野県)
長野県内でも特に味が良いとされる地区の米を選び、乾燥法も一般的な火力乾燥ではなく、味の低下が少ない、常温定湿乾燥で乾燥したお米。(乾いた冷風で乾燥する。)
・はさ干し米(能登産コシヒカリ)」(石川県)
石川県の中でも特に良味と言われる能登地方限定のコシヒカリ。
刈り取り後、「はさ掛け」により天日で乾燥しています。生産量が限られた希少なお米です。
(出荷時の最終乾燥は機械で行い、水分の均一化を図っている。)

(編集後記)
9月15日は十五夜です。月に秋の収穫を感謝する日、と言われています。月の満ち欠けは農作業にとても大事なものだったから、こうした行事が行われるようになったのでしょう。度々、台風の被害にあった北海道地方では、特産のジャガイモやタマネギの収穫が激減してしまうようです。毎年、北海道産のジャガイモを販売している東明協も頭を痛めている、ということです。

今後毎月15日、30日の発行を目指しています。 今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上に掲載していきます。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。 何でも結構ですから、ご意見がありましたら、下記あてご連絡ください。

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