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「全乳連便り」-街の牛乳屋さん通信ー

第27号 2016年1月30日号

毎月10日、20日、30日発行

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全乳連事務局の白根です。少し遅れましたが、「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第27号をお届けします。

東京都心では13日午後1時半ごろ、気温が21.8度まで上昇、5月上旬並みの陽気になり、15日には、関東地方などで春一番が吹きました。今回は、Jミルクの食生活動向調査などの記事をお送りします。

◆今回のメニュー◆

  • [1]ケイ・フロント・サービス前田社長インタビュー
    第2弾
  • [2]腸内フローラを整えて花粉の季節を乗り切ろう
  • [3]Jミルク、食生活動向調査
  • [4]カルシウム吸収率
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[1] ケイ・フロント・サービス前田社長インタビュー
第2弾

森永乳業の販売店(株)ケイ・フロント・サービス「湘南ミルク&デザート」の前田かおり社長へのインタビュー、第2弾です。
●「牛乳は大好きです」
今回、(一社)中央酪農会議が発行する「ミルククラブ」の取材に同行した。
社会保険労務士の事務所を辞めて独立した前田さん。川崎の実家では、牛乳販売店から宅配された牛乳を飲んで育った。「牛乳は大好きです」と語る前田さん、「双子の姉妹が配達してくれる、牛乳販売店は身近な存在だった」と言う。
2代目、3代目が多い業界は、典型的な「男性社会」で、「女性で起業したのは珍しい」と言う。神奈川県では初めてで、「メーカーは何も教えてくれなかった」。しかし、社会保険労務士の経験は役に立ち、「補助金の申請、行政とのやり取り」などはスムーズにこなすことができたそうだ。
起業してしばらくは、「面白いように取れた。100件単位で(お得意先が)増えていった」が、「4~5年で全く取れない時期があった」。「営業スタッフにも辞めてもらい、半年間何もせずに、毎日海で遊んでいた」。その時、ふと頭に浮かんだのが保険のセールスのこと。「あなたに合った保険をカスタマイズします」のフレーズ。「これだ、と思った」そうだ。
「この業界は、『会ってなんぼ』、『会わなくてなんぼ』の世界」。電話セールスの仕組みを考えた。
<電話で説明し、アポを取る。配達員がサンプルを配布し、その後また電話でクロージングする。>「面白いように取れた」と再び語る前田さん、以来、17年ほど電話だけでセールスしている、と言う。
●「お弁当宅配サービス」と地域の子どもや高齢者の見守り
この度、前田さんが手掛ける新しい事業は、「お弁当宅配サービス」。お弁当の宅配と併せて、地域の子どもや高齢者の見守り、地域情報の提供なども行う。「茅ヶ崎市内の飲食店のおいしい味をご自宅に届け、楽しい食事を地域に提供していきたい」と一念発起した前田さん。この事業の発案者として、市内3事業者と共に、「ちがさき配食事業推進委員会」を立ち上げ、会長に就任し準備に奔走した。この事業は、「『茅ヶ崎市の方から一緒にやらせてほしい』と言ってきて、市の『商店街にぎわい創出事業』に認定され、『お上のお墨付き』を得た」と言う前田さんの夢はふくらむ。
●雇用の創出、配達は「お母さん自転車部隊」
「私たちが作りたての弁当を持っていく。地元の野菜、地元の肉、頭数は少ないが茅ヶ崎牛はおいしい。相手に選んだのは、地元のレストラン2社。今までも細々とやっていたのを、今後大々的に行っていく。配達は、昼の2時間ぐらいしか働けない、というお母さん方にしてもらう。雇用の創出だ。茅ヶ崎は道幅が狭いので、自転車部隊として頑張ってもらう。通勤はしなくていい。スマホで連絡、報告してもらえばいい」。
●「夏休み子ども弁当」
さらに前田さんの口からは意外な言葉が。「(お母さんたちが昼間いないから)夏休みの子どもたちが2~3キロやせる、と聞いた。何とかしなければいけないと思い、夏休みだけ期間限定で、『夏休み子ども弁当』を配達しようと考えている。~君のお母さんが配達しているから、玄関を開けてもいい、ということになる。地域参加型の牛乳配達のネットがあるからできた」と自信をのぞかせる。
●1年で3千軒目標
お弁当宅配サービスは2月1日からスタートしており、「お弁当コース」「おかずコース」ともに720円(税別)。飲むヨーグルト、食べるヨーグルト、トクホのお茶がついていて、好きなものを選べる。
「現在、茅ヶ崎市の人口は24万人。6割が60代以上だ。今年は、このお弁当宅配サービスに注力し、この1年で3千軒達成を目標としている」と胸を張る前田社長、新たな事業に意欲を燃やしている。

[2] 腸内フローラを整えて花粉の季節を乗り切ろう

2月13日(土)の朝日新聞朝刊に、森永乳業提供の広告特集、「腸内フローラを整えて花粉の季節を乗り切ろう」が掲載されていた。ビフィズス菌の力で花粉症を改善する、というこれからの季節にピッタリの内容だったので、ご紹介する。
「花粉症」に負けない体は「腸」の健康づくりから。
今年も花粉症のシーズンがやってきました。くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状に悩まされる人にとっては非常に憂鬱な季節でしょう。
いま、そんな花粉症の改善のカギとして注目されているのが「腸」です。ヒトの腸内には数百兆以上の多種多様な細菌がびっしり生息しており、花畑に例えて「腸内フローラ」(腸内細菌叢)と呼ばれています。ここでは、「善玉菌」(ビフィズス菌など)と悪玉菌(ウェルシュ菌など)の勢力争いが常に起こっています。善玉菌には整腸や消化吸収促進作用などがあり、とくに「ビフィズス菌BB536」は、体内免疫バランスを改善し、花粉症などのアレルギー症状を抑制することがわかっています。
しかし、善玉菌の代表格であるビフィズス菌は、年齢を重ねるにつれて減り続け、老年期はさらに減少します。つまり、腸内フローラを健やかに保つためには、子どもから高齢者まで「ビフィズス菌BB536」などを含む食品を積極的に摂取することが大切なのです。この春は、家族みんなで食生活に気を配り、花粉の季節を元気に乗り切りましょう。
同社の商品では、ビヒダスプレーンヨーグルトなどがあり、「生きて腸まで届くビフィズス菌BB536を配合した、特定保健用食品のプレーンヨーグルト。酸味を抑えたまろやかな味わいで、おなかの調子を整えます」と商品説明している。

http://www.morinagamilk.co.jp/products/yoghurt/bifidus/88.html

[3] Jミルク、食生活動向調査

「ほぼ毎日」+「週4~5回」13年9・8%→15年17・9%
(価格引き上げがあったにもかかわらず。牛乳への好印象の表れか?)
・牛乳類の購入場所(大きな変化なし)
スーパーマーケット  9割弱
コンビニエンスストア 15%前後
ドラッグストア    10%前後
牛乳販売店      4%台前半(3年連続キープ)

・牛乳が大切な食べ物
「とても思う」+「思う」13年37・7%→15年43%

・牛乳の良い話題
「カルシウム摂取源として有効」
「骨粗しょう症予防に牛乳乳製品のカルシウムが有効」
「牛乳リラックス効果」
※良質なカルシウム摂取に欠かせない食品として良い情報が多い。

・牛乳の良くない情報
「日本人のほとんどは牛乳を飲むとお腹をこわす」といった乳糖不耐症に関する情報

・牛乳類の飲用頻度、男女別・年齢別
年齢が高いほど、また女性が男性よりも飲用頻度が高い。
男性は50歳代から一気に高くなる。
10代女性、20代男性の飲用頻度が低い。

・「乳和食」「牛乳の日」の認知率
「乳和食」 25%
「牛乳の日」15%

[4] カルシウム吸収率

牛乳乳製品などに多く含まれているカルシウム。Jミルクは、そのカルシウムについてのリーフレットを昨年12月に更新し、このほど全乳連渡邉会長が委員として参加しているマーケティング専門部会で発表した。
私たちの健康に欠かせないカルシウム。牛乳乳製品や小魚、野菜など身近な食品に多く含まれることはよく知られている。では、カルシウムの吸収率の高い食品はご存知だろうか。
食品の栄養素は、食べた量がそのまま体内に取り込まれるのではなく、一部は吸収され、残りは排出される。この吸収率は、食品によって差がある。食品ごとの吸収率を知って、毎日しっかりカルシウムを摂っていただきたい。
牛乳はカルシウムが豊富なだけでなく、吸収率がもっとも高い食品のひとつだ。コップ1杯(200ml中)に含まれるカルシウムは227㎎で、吸収率は40%。小魚や野菜に比べて、より多くのカルシウムを効率よく摂ることができる。
これは、牛乳中のカルシウムとリンのバランスが、カルシウムの吸収に理想的であるほか、乳糖やカゼインホスホペプチド(CPP※)の作用と考えられている。また、日光を浴びるとつくられるビタミンDも、カルシウム吸収をサポートする。牛乳を飲んで、外で体を動かすと、吸収効率がさらにアップする。
※CPPは牛乳のたんぱく質を消化する過程で生成されます
「全国牛乳新聞」のバックナンバーに次のような記事がある。
福島県西会津町の佐藤キンさん(満100歳)が、平成21年5月16日、山梨県富士河口湖町で開催されたウォーキングの国際大会”IVVオリンピアード2009”に参加して、見事、予定距離を歩き切った。佐藤さんが暮らす 西会津町は、平成5年に「健康の町」宣言をし、「百歳への挑戦」をテーマに、「保健」・「医療」・「福祉」を連携した「トータル・ケア」を積極的に進めている。現在、同町には百歳以上の方が13名(当時)、元気に暮らしている。保健師の新田幸恵さんをはじめ、保健センターのスタッフが、『牛乳飲んで外歩け!』をスローガンに、健康指導を行っている。佐藤さんも、毎日牛乳を飲んで、外を歩いているそうだ。
(全国牛乳新聞・第537号)
体内に吸収されたカルシウムは、筋肉の収縮、神経伝達、骨や歯の形成など、体づくりに利用される。
骨も皮膚と同じように代謝しており、全身の骨は生涯、生まれ変わり続ける。
成長期には骨を大きく強くすることにも使われるため、伸び盛りの子どもは、大人以上にカルシウムが必要だ。
カルシウムを手軽に効率よく摂れる牛乳は、子どもの成長を応援してくれる心強い味方だ
このリーフレットは下記のJミルクホームページからダウンロードし、印刷して使用することができる。どうぞ、お客様への情報提供等にご利用ください。

(Jミルクからリーフレット使用上のお願い)
○PDFをダウンロードしてそのまま印刷してご使用いただけます。
○リーフレットは両面仕様です。内容の変更はご遠慮ください。
○牛乳乳製品の客観的データ等に基づく一般的な情報を活用いただくためのリーフレットです。特定のブランド・商品に関連させたご使用はご遠慮ください。

http://www.j-milk.jp/tool/leaflet/berohe000000oedv.html

(編集後記)
ふと気がつくと「早春賦」を口ずさんでいる。この時期、そんな人もおられようか。「春は名のみの風邪の寒さや・・・・・」女性コーラスが一番ふさわしく思われるが、ひとり低唱するのにもいい。寒さのなかに淡い淡い春を感じるのは、北風の中で光のまぶしさに気づくときだ。2月のことを「光の春」とはよく言ったものだ。
これは、2月5日の朝日新聞、天声人語の一節です。さすがの名文ですが、春はもうすぐそこまで来ています。
今後毎月10日、20日、30日の発行を目指しています。
今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上に掲載していきます。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。
何でも結構ですから、ご意見がありましたら、下記あてご連絡ください。
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