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「全乳連便り」-街の牛乳屋さん通信ー

第25号 2016年1月10日号

毎月10日、20日、30日発行

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明けましておめでとうございます、全乳連事務局の白根です。「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第25号をお届けします。

経済界の新年に臨んでの声を聞くと、デフレ脱却について、脱却は7~8合目と進展を評価する声が大勢を占めたようです。今回は、渡邉会長の年頭所感、乳業13団体合同新年賀詞交歓会乳業合同の記事などをお送りします。

◆今回のメニュー◆

  • [1]渡邉会長、年頭所感
  • [2]マイナンバーカード制度、6回目
  • [3]感染性胃腸炎の予防
  • [4]乳業13団体合同新年賀詞交歓会
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[1]渡邉会長、年頭所感

 年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は、全国牛乳商業組合連合会の運営にあたり、全国の牛乳販売店をはじめ、乳業関係者の皆様方から格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年4月に牛乳・乳製品の価格改定が実施され、牛乳販売店にとって顧客減少などの影響が心配されましたが、大きな混乱はなかったようで、安心しています。しかし、農水省が緊急輸入の措置をとったものの、年末にはバター不足が表面化したようで不安定な状態が続いています。こうしたバター不足は酪農家の廃業などによる生乳生産量の減少が影響しています。一方では、生産者の努力の賜物である牛乳を配達する牛乳販売店の数が減少していることも深刻な事態となっています。高齢化の影響はここにも表れています。
さて、一昨年6月に4団体が事務所を統合し、立ち上げた「乳販連合会」は、各団体で諸経費を分担する事により支出を節減することができ、各団体も一息付いた状態で、それぞれの事業計画も順調に実施されています。今後も経費節減に努力して参ります。
 昨年7月より「乳販連合会」のホームページの立ち上げに取り掛かり、今現在は最後の作業中ですが「全乳連」・「東乳商」・「都改協」は完成し「都普協」・「日本乳販政治連盟」は近々完成予定です。「乳販連合会」のホームページから各団体の組織や事業内容について調べることもでき、その他関係団体ともリンクしておりますので、ご活用ください。全乳連の「全乳連便り」では販売店にとって重要な情報である「特別商取引法」でのテレアポや訪問販売等の注意点等が掲載されています。
 現在、全乳連は傘下の商業組合の解散が続き、6商組となってしまいました。ただ、中には、商組が存在していながら、脱退した商組が2組合あるのは残念な状況です。全乳連は今、危機的な状況を迎えており、賦課金が減少していることから、予算が減少し続け、本来の活動が制限される状況にあります。ホームページのリニューアルに際し、バナー広告の掲載を企業にお願いするなど、少しでも収入を増やすことができるよう、努力を続けているところです。
ところで、各地の牛乳販売店では経営者の高齢化が進み、廃業、後継者不足などで組合員数も減少しています。各乳業メーカーでも大変深刻な問題としてとらえています。ここで大事なことは、宅配のお客様はそのお店自身のお客様であると同時に、販売店業界の共有財産でもあります。引き継ぎがうまくできないと、その結果「宅配の空白地域」ができて、牛乳の宅配を望むお客様に牛乳が届けられない事例も現に出てきています。
 このような状況に対して全乳連としては何ができるか、皆様方と共に考える時期に来ていると思います。つまり、マークを越えた組織化「事業の共同化」を考える時期に来ていると思います。手始めに、私が理事長を務める東乳商で対策を考えようと計画しています。東京都中小企業団体中央会の支援事業制度を活用し、専門的見地からの助言を受けながら、専門家(中小企業診断士)と相談し、組織化の事業計画や経営改善計画等を28年度事業計画として、「勉強会」を立ち上げる予定です。進捗状況と詳細については逐次、全乳連便り等で報告します。この「勉 強会」に関心のある方は申し込み、ご参加ください。また、「全乳連便り」の購読もよろしくお願いいたします。
 最後になりますが、本年も会員の皆様方のご商売が益々繁栄し、ご家族皆様の健康を心より祈念申し上げます。
 本年も役員一同、事務局共々、頑張りますので、相変わらずのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

[2]マイナンバーカード制度、6回目

1月から、社会保障や税関系の申請書等でマイナンバーの記載が必要になる。なりすまし防止に番号と身元を確認するため、通知カードと顔写真付きの身分証明書(運転免許証やパスポートなど)を持参してください。個人番号カードなら1枚で確認できる。
「総務省は各種ポイントカードをマイナンバーカードに一本化できないか、検討を始めることにした。 そのマイナンバーカードについて、1月5日、日本テレビで次のようなニュースが放送された。
 これは総務省の仕事始め式で高市総務相が指示したもの。カードを発行している企業や団体を結ぶシステムを立ち上げ、各種ポイントカードや銀行、図書館、商店街などのカードをマイナンバーカードに一本化しようというもので、来年春以降の実現を目指す。
 各企業はポイントカードのサービスで利用者の囲い込みを狙っているが、総務省幹部は「磁気カードからICチップ入りカードに移すための莫大(ばくだい)な投資を行わずに済む」と企業側にもメリットがあることを強調している」
●個人番号カード(マイナンバーカード)の申請
通知カードに同封されている申請書と申請用封筒で個人番号カードの申し込みができる。
申請書に必要事項を書き、顔写真を貼り付け、申請用封筒で郵送する。※申請用封筒は世帯に1枚だけ。別の封筒で申請する場合は、82円切手貼った封筒を用意して、〒219-8650 地方公共団体情報システム機構個人番号カード交付申請書受付センターへ郵送する。
通知カードがまだ届いていない方は、マイナンバーコールセンターへ問い合わせてください。
0120-95-0178 (無料)
● 通知カード」「個人番号カード」に関することや、その他マイナンバー制度に関する問合せに答える。
● 音声ガイダンスに従って、聞きたい情報のメニューを選択する。
平日 9:30~22:00
 土日祝 9:30~17:30

[3] 感染性胃腸炎の予防

 激しい嘔吐と下痢を伴うノロウイルス。昨年末、新型が猛威をふるい、患者が急増している。ノロウイルス感染はこの20年でなんと100倍に増えた。
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎は冬場に増加する。主な症状は嘔吐・下痢・腹痛など。

<予防のポイント>

<手洗いではここに注意>

汚れが残りやすいところ
・指先、指の間、親指周り、手首、手のしわの部分
予防のポイントにも示したが、重要な注意事項をもう一度
●15秒以上の手洗い
石けんをていねいに手に隙間なくぬり、十分に流水で流すことで、表面に付着したウイルスを洗い流すことができる。トイレの後、それから必ず食事の前に十分に手を洗う。
●マスクは効果絶大
ノロウイルスは口から体内に入らなければ感染しない。ウイルスの飛まつが舞っている可能性がある、トイレの掃除や、嘔吐物の処理の際には必ずマスクを着用する。
※また、トイレは流す前にフタをする。フタをしないと細かなしぶきがトイレ内に舞い上がり、90分も漂うことが分かっている。
●ラクトフェリンがノロウイルスの感染を減らす
まだ研究の途中だが、乳製品に含まれる「ラクトフェリン」という物質が腸内でノロウイルスの感染を減らすという研究結果がある。ラクトフェリンは牛乳・ナチュラルチーズなどの一部に含まれている。より多く摂取するには「ラクトフェリン」が添加された乳製品がおすすめ。

[4]乳業13団体合同新年賀詞交歓会

 日本乳業協会の川村和夫会長(明治社長)は6日、東京・九段で開かれた乳業13団体合同新年賀詞交歓会で挨拶し、おおよそ1000人の参加者を前に次のように語った。
「昨年の酪農乳業界はTPP大筋合意など引き続き厳しい状況下にあったが、
幾筋かの光明を見出した1年でもあった。ここ数年マイナストレンドが続いた生乳生産が1%弱ではあるが、プラスに転じた。また、長く前年割れを繰り返してきた牛乳消費も4月の価格改定があったにもかかわらず、 数量ベースで前年を上回る動向を示した。こうした昨年の良いトレンドを2016年にもつなげ、 TPP大筋合意を含めた課題を力強く乗り越えていこう」と訴えた。
同会長はそのための3つの留意点を次のように示した。
 ・乳業者自らが国産牛乳乳製品の価値を再認識する
 →国産の牛乳・乳製品のニーズは極めて高く、今後も安定供給が強く望まれている。
国産の価値はお客様に十分理解されている。価格から価値の競争に転じなければならない。
 ・酪農乳業の一体感を更に高め、課題解決に取り組む
 →業界自ら課題の本質と向き合い、主体的に対応することが肝要だ。
酪農と乳業が一体となって、課題解決に取り組むことが何よりも重要だ。
 ・酪農乳業にとって安心・安全が全ての礎
 →2020年の東京オリンピック、パラリンピックの開催に向け、食品の品質や表示への要求は確実に高まる。
日本乳業協会としても、HACCPの導入促進など品質・衛生の向上にこれまで以上に注力していく。
併せて昨年施行された食品表示法に対しても適切・的確に対応し、業界としての信頼性を高めていかなければならない。
  その後、恒例の「牛乳で乾杯」が行われ、Jミルクの宮原道夫会長(森永乳業社長)は「今年の干支は丙申(ひのえさる)。今まで頑張ってきたことが形になる年だ。酪農乳業界一体で良い年にしたい」と呼びかけ、乾杯の音頭を取った。

Jミルク宮原会長・牛乳で乾杯

川村会長

(編集後記)
  2016年の干支は丙申(ひのえさる)。60年ぶりにやってきた丙申の年はどんな年になると言えるでしょうか。キーワードは「形が明らかになってくる」「実が固まっていく」。これまでの頑張りが形になっていく、ということのようです。昨年は乳価改定が行われましたが、牛乳・乳製品の出荷量は数量ベースで前年を上回りました。今年は、更に弾みをつけて、飛躍の年にしたいですね。
  今後毎月10日、20日、30日の発行を目指しています。
  今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上に掲載していきます。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。
  何でも結構ですから、ご意見がありましたら、下記あてご連絡ください。

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□■発行元:全国牛乳商業組合連合会
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□■発行責任者:白根 忠広
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