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「全乳連便り」-街の牛乳屋さん通信ー 
 
第22号 2015年11月20日号

毎月10日、20日、30日発行

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 こんにちは、全乳連事務局の白根です。「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第22号をお届けします。
 今年も残すところあとわずか。新語・流行語大賞が発表され、大賞には「トリプルスリー」と「爆買い」が選ばれました。今回はマイナンバー制度の5回目をお届けします。

       ◆今回のメニュー◆

[1] マイナンバー制度、第5回目

[2]軽減税率第3弾

[3]新型ノロウイルス、流行の兆し

[4]「牛乳とチーズの味噌うどん」がグランプリ
   
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[1] マイナンバー制度、第5回目

 マイナンバー(社会保障・税番号)の「通知カード」の配達について、当初の予定より遅れているようだ。日本郵便は26日、配達が12月にずれ込むのは40都府県の約510万通だと発表した。最初の配達が終わる予定日も地域ごとに明らかにし、最も遅くなるのは千葉県四街道市の「12月20日」としている。
シリーズでお届けしたマイナンバー制度は今回が第5回目で、最終回となりました。今回は、海外ではどのように取り扱われているのか、ご紹介します。
Q 海外でマイナンバーのような制度は普及しているのか
 A 行政事務の効率化や国民の利便性向上を目的に欧米を中心に導入が進んでいる。主に年金・医療や税務などで活用されている。ただ、プライバシー保護の考え方などにより各国で活用の対象は異なっており、民間利用の有無など違いもある。
 Q すでに導入した各国の具体例は
 A 最も利用が進んでいる国がロシアに隣接する北欧の小国・エストニアだ。同国では社会保障や税務に加え、法人登記や雇用保険の申請、さらには電子投票にまで利用されている。個人に配布されたカードは運転免許証としても活用される。米国の場合、取得は任意だが、銀行口座開設やクレジットカード取得などさまざまな場面で提示が求められる。一方、ドイツは活用範囲を税務のみに限定している。
 Q マイナンバーでどのような可能性が広がるのか
 A 新たな成長戦略にマイナンバー制度の活用拡大が盛り込まれた。個人番号カードのキャッシュカードやクレジットカードとしての利用やコンビニエンスストアでの住民票、戸籍謄本交付などが挙げられた。
 Q 日本で活用が普及するための課題は
 A やはり、個人情報保護対策の充実がカギだ。米国では情報流出によって他人による「なりすまし」被害が相次いだ。個人番号カードの紛失や盗難がなりすまし被害につながる可能性もある。被害防止に向けて厳格な本人確認の仕組み作りが不可欠になる。
(産経新聞)
 シリーズは今回で終了しますが、今後も参考になるような事例が出るたびにご紹介していきます。
                             
 
[2] 軽減税率第3弾
 消費税を10%に引き上げて軽減税率を導入する2017年4月から、事業者が使う経理方法が決まった。26日の与党税制協議会で示された案が、大筋で了承された。欧州で普及する「インボイス」(明細書)をとり入れるまでのつなぎとして、現在の請求書を活用する方法だ。
 納税額の計算は、軽減税率の対象品目に印をつけるやり方にする。事業者の事務負担が重くならないよう請求書の発行は義務とせず、罰則はない。年間の課税売上高が5千万円以下の業者は、これまでと同じように、業種ごとに決められた「みなし仕入れ率」を使って納税額を計算する「みなし課税」を認める。
 そのうち、小さな八百屋や魚屋など、軽減税率の対象品目を区別して売ったり、帳簿につけたりすることすら難しいような零細事業者には、より簡単な方法を認める。売り上げに占める軽減対象の品目がどのくらいかを10日間調べ、その比率を使って税額を計算できるようにする。
 課税売上高が1千万円以下の業者は、いまも特例で消費税の納税を免除されているが、政府・与党は17年4月以降も免税制度を維持する方針だ。
 経理方法では一定の前進がみられたものの、軽減税率の対象品目をめぐっては、「生鮮食品と一部の加工食品」に絞りたい自民と、生鮮食品だけでなく、加工食品も広く対象にしたい公明の溝は依然として深い。両党の幹事長を交えた交渉も、歩み寄りのめどすら立たない状態が続いている。
(朝日新聞)

 
[3]新型ノロウイルス、流行の兆し 
 ノロウイルスなどの感染性胃腸炎の患者が増えている。すでに学校や保育園で集団感染が発生、警報を発令した自治体もある。感染者が増えれば重症者も増える。今季は、遺伝子が変異した新型の流行が予想されているだけに、一層の注意が必要だ。
人に感染するノロウイルスは30種類以上あり、これまでの主流は「GII・4型」だったが、今季は「GII・17型」の遺伝子が変異した新型の流行が懸念されている。新型は、埼玉や長野など全国各地で検出されている他、欧米や中国などアジア諸国でも確認されている。
東京都中野区では11月、複数の保育園で低年齢児を中心とした感染性胃腸炎の集団発生があり、一部の園児からウイルスを検出。同区保健所の感染症対策担当者は「今季は子供から保護者が感染するケースが特に多い」という。
ノロウイルスは、手指や食品などを介して「経口感染」する他、患者の便や吐物を処理する際や、空気中に漂う乾燥した吐物を吸入することでも感染する。近年は調理従事者を介してノロウイルスに汚染された食品による感染が増加。
感染者の便には1グラムで数億個のウイルスが含まれる。ノロウイルスは、感染しても下痢や嘔吐などの症状が出ない「不顕性感染」もあり、この場合も便に含まれるウイルスの量は変わらないとされる。感染は少量のウイルスでも起きる。このため、トイレの後はしっかりと手洗いすることが大切だ。
 感染すると通常、1~2日で激しい下痢と嘔吐の症状が出る。治療法はないが、2~3日で症状が治まることが多い。注意したいのは、下痢などが続くことで水分とともに塩分などの電解質が失われ、脱水症状を起こす危険があることだ。済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科の十河剛副部長は「脱水状態を進行させないために、下痢や嘔吐の都度、電解質成分(※)が含まれた水分を取るようにしてほしい。乳幼児の場合、スポイトやスプーンを使用すると飲ませやすい」とアドバイスしている。
※電解質=電解質(イオン)とは、水に溶けると電気を通す物質のこと。身体の水分、つまり体液には「電解質(イオン)」が含まれている。この電解質(イオン)は、細胞の浸透圧を調節したり、筋肉細胞や神経細胞の働きに関わるなど、身体にとって重要な役割を果たしている。電解質(イオン)は少なすぎても多すぎても細胞や臓器の機能が低下し、命にかかわることがある。
 主な電解質(イオン)には、ナトリウムやクロール、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがある。これらは5大栄養素としてあげられるミネラルに属している。(産経新聞)
 牛乳販売店の皆様は、お客様に安心・安全な食品を提供するため、特に手洗い、うがいを励行し、ノロウイルスの感染予防に努めてくだ


[4]「牛乳とチーズの味噌うどん」がグランプリ
 関東生乳販連は11月21日、東京・池袋の武蔵野調理師専門学校で「平成27年度牛乳料理コンクール関東大会」が開催した。関東地区1都8県から応募があった2703点の作品の中から予選を勝ち抜いた代表者18人が腕を振るい、群馬県代表で高校生の山戸玲美さんが最優秀賞を獲得した。作品は、「牛乳とチーズの味噌うどん」。
 参加者18人の内、高校生は13人と年々参加者の年齢が若返っているが、熱心に指導する先生や、学校を挙げて活動が盛んな高校があることなどから、年々レベルアップして、一般の主婦の人たちにとっては狭き門になってきているのか。
 東京都代表の山岸智子さん(公務員)は「厚揚げカップのみそ風味グラタン」、星野美幸さん(主婦)は「まろやかスパイシーミルクタコライス」で健闘したが惜しくも選外だった。
 審査員の小山浩子先生は講評で、「山岸さんの作品は主婦ならではのアイデア。リーズナブルな厚揚げを器にして、そこにクリーミーなソースを入れて豪華さを出している。味も良かった。星野さんの作品は、トマト味ではなく、ミルク味の白いミートソースというのがびっくり。ヒントをいただいた」と好意的なコメントを贈った。
 熱心な指導者が多い千葉県の代表は、鎌ヶ谷高校の松本菜々子さんと柏の葉高校の神山瑠莉さん。鎌ヶ谷高校は県大会の常連で、松本さんは2年生で料理研究部の部長さん。15人の部員を率いて頑張っている。当日は、ピンクのキャップに赤いコックタイとエプロン、白い上着で颯爽と料理に取り組んだ。県産のピーナツを使い、「あつとろ~幸せのティラミス風グラタン」に挑戦。本来は冷たいティラミスと、熱々のグラタンを1つにしてしまった。惜しくも選にはもれたが、審査員の小山浩子先生は応援するように、「ビターなコーヒー生地と焼いて甘みの増したバナナの組み合わせが良かった。ティラミスを焼くなんて、とっても斬新な料理でいい」とのコメントを贈った。
 神山さんは一人で4品の作品で応募。将来は、料理の道に進む考えがあるようだ。「和風みそクリームピザ」は見事3位に選ばれた。「10回ぐらい焼いて練習した。今日は慣れない大きなオーブンで火傷をしてしまった。今までで一番良くできた」と受賞の喜びを述べた。
 グランプリの山戸さんは、「フードデザインという家庭科の授業があって、牛乳料理をすることになった。お菓子などではなく、ご飯系のものが作れないかと考えた。みその量はけっこう考え、いっぱい練習した。今日は、100点あげちゃおうかな」と喜びを語った。
 審査委員長の中村昌次先生(同校理事)は「麺料理で賞をとったのは初めて。牛乳、みそ、スープの割合がぴったり合っていた。使った野菜の相性が良かった。非常においしかった」と最優秀賞にはなむけの言葉を贈った。
 同連合会の菊池一郎会長は主催者を代表して、「栃木で酪農を営んでいて、心を込めて牛乳を生産している。今日は18名の皆さんが、その牛乳を使い心を込めて料理を作ってくれた。見た目も味も素晴らしく、感動した。その嬉しく感じた思いをたくさんの生産者に届けたい」と挨拶した。
  レシピはこちら
牛乳とチーズの味噌うどん

(編集後記)
 今年の牛乳料理コンクールは、群馬県の高校生が考案した「牛乳とチーズの味噌うどん」がグランプリを獲得しました。関東地域1都8県の18人の代表の内、高校生が13人も出場していたのです。若い人が牛乳や料理に関心を持ってくれるのはいい傾向ですね。
 今後毎月10日、20日、30日の発行を目指しています。
 今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上に掲載していきます。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。
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