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「全乳連便り」-街の牛乳屋さん通信ー 
 
第21号 2015年10月30日、11月10日合併号

毎月10日、20日、30日発行

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 こんにちは、全乳連事務局の白根です。「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第21号をお届けします。
 マイナンバー制度がスタートし、通知カードが送付され始めましたが、大幅に遅れているようです。今後も続けて情報をお送りしますので、お役立てください。 

       ◆今回のメニュー◆

[1] マイナンバー制度、第4回目

[2]軽減税率第2弾

[3]小山浩子先生、ミルクおせち

[4] 都普協、ミルクメッセ
   
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[1] マイナンバー制度、第4回目

 マイナンバー制度が10月5日にスタートし、各市町村は、それぞれの番号が書かれた「通知カード」を各世帯に簡易書留で送る作業を始めた。ただ、きちんと手元に渡るかどうかが制度導入の最初の関門となる。就職や進学などで住民移動の頻度が高い東京都内の自治体では、通知カードが住民に届かず戻ってくる割合を1~2割に上ると見込んでいるところが多い。住民票に記載された住所と実際に住んでいる場所が違う人や、昼間は留守がちの世帯が多いためだ。年内に通知を終えられない事態を想定している自治体もある。
 今回は、個人情報対応に焦点をあてた内容です。
 
 Q マイナンバー制度をめぐる国の安全対策は?
 A 米国などの「なりすまし」事例を参考に、個人番号が漏れても被害が生じにくい制度設計にした。例えば年金受け取りなどの手続きは、個人番号カードや運転免許証など顔写真付き証明書で本人確認するよう関係機関に義務付けている。
 Q サイバー攻撃で個人情報が流出する恐れは?
 A マナンバー制度の開始後も各種の個人情報は一元管理しないことで、流出リスクを軽減している。例えば国税関連の情報は税務署、児童手当や生活保護関連の情報は市町村役場というように「分散管理」し、必要に応じて役所間で情報を照会する仕組みだ。万が一、1カ所で漏えいが起きても、情報がまとめて流出することはない。
 Q 日本年金機構の流出事件以降、新たな対策は?
 A 政府は、大量の個人情報などを管理する政府機関のシステムをネット接続から分離し、ウイルスメールなどの侵入経路を減らす方針に転換した。ただ自治体のシステムは大半が接続しており、今後の課題だ。
 Q 利用者は個人番号をどう管理すればいい?
 A 役所や勤務先に提示する以外、他人には教えないことが大事だ。万が一、情報が漏れて悪用される恐れがある場合は番号を変更できる。税や社会保障などの手続きを除き、他人の個人番号を収集・保管した者には、重い罰則が適用される。

 
[2] 軽減税率第2弾

 消費税率が10%に上がったときに、軽減税率で8%に据え置く生活必需品には何を入れるべきなのか。自民、公明両党の協議では、生鮮食品は加えるとの認識はそろいつつある。ただ、加工食品まで広げると、栗きんとんや持ち帰りのハンバーガーなど、線引きの難しい商品が多い。当初めざした11月中旬の大筋合意は、遅れる可能性が高まってきた。
 加工食品を、軽減税率の8%の対象と、そうでないものに分けることはできるのか。11日に開かれた与党税制協議会では、この問題を議論した。
 「クッキーとケーキと菓子パンに、納得できる線は引けない」
 終了後、自民党の宮沢洋一税制調査会長が線引きの難しさをこう表現すると、隣に座る公明党の斉藤鉄夫税調会長は「混乱を招くということなので、加工食品全体を対象に含めなければならない」と牽制(けんせい)した。
 自民党は、軽減税率に含めるのは、広くても生鮮食品までとの考えだ。譲歩しても、パンなど一部の加工食品しか認めない立場。社会保障の財源として、税収をできるだけ減らしたくないためだ。一方、軽減税率を公約に掲げる公明党は、対象をより広く求める。
 加工食品の品目のうち、ある程度は、食品表示法に基づいて線が引ける。しかし、「菓子」「飲料」と一般の加工食品に分けて税率を決めようとすると、「グレーゾーン」が多く出る。
 食品表示法では、ドーナツは「菓子」にあたるが、カレーパンは該当しない。豆乳は「飲料」になるが、酪農製品の牛乳は、「飲料」には当たらない。一方、「カレーパン」として売られていても、揚げた「ドーナツ」と表示されるものや大学芋、栗きんとんは「菓子」なのか、茶葉やコーヒー、おしるこ、青汁は「飲料」なのかは、はっきりしない。一つ一つ、判断が必要になる。
 加工食品すべてに軽減税率をかけることにしても、今度は消費税の負担が軽くならない外食との間に「グレーゾーン」ができる。レストランでの飲食は10%でも、ハンバーガー店で持ち帰りにしたり、コンビニエンスストアで買って店のなかで食べたりした場合は、税率をその都度決める必要がある。線引きがわかりにくくなり、消費者や売り場が大きく混乱しそうだ。
 自公両党は、来年度税制改正の作業が本格化する前の11月20日をめどに、軽減税率の基本方針をまとめることにしていた。だが、宮沢氏は11日、「それ(20日)でないといけないわけではない」と述べ、合意が遅れる可能性を示した。
 (朝日新聞 11月12日)

  
[3] 小山浩子先生、ミルクおせち
  
  関東生乳販売農業協同組合連合会(関東生乳販連)は、10月13日(火)に、平成27年度栄養士等向け牛乳料理研修会を開催した。これまで、牛乳の栄養健康機能や乳和食、育脳等のテーマを取り上げてきたが、4回目となる今回は、牛乳を使ったおせち料理をテーマに実施した。
 この研修会は、栄養士及び会員・牛乳普及協会の職員等を対象に、講話及び実習を通して、牛乳の栄養健康機能や牛乳を使った料理の方法、酪農等について研修を行い、各都県で開催する牛乳料理教室の質的向上を図ることを目的として、実施している。今回は30名が参加した。
当日の研修内容は
(1)酪農家による「いのち」の話し(静岡県酪農家 松下克己氏)
(2)ミルクを愉しむ乳おせち(料理家・管理栄養士 小山浩子先生)
 松下氏の「いのち」の話しは次の機会に紹介する。
 小山先生は冒頭、「人を思いやる心を大事に、おせちの本来の意味を考えて作り、食べていただきたい」と参加者に呼びかけた。この日先生が披露したおせちは5種類。
・祝海老の糸チーズ添え
・チーズ風味の伊達巻き
・鶏のチーズ松風焼き
・さつま芋と栗のミルクきんとん
・チーズとアーモンドの田作り
 小山先生の調理実演の後、グループに分かれて、調理実習を行い、試食した。
 このミルクおせちは、塩分控えめで、日持ちさせるためにチーズをメインに使い、醤油は1種類だけ使用(田作り)。塩はいっさい使っていない。
 小山先生は、「びっくりするくらい簡単だ。可愛いお重を関東生乳販連さんが用意してくれた。料理用に育てられた『姫南天』を飾って、どうぞお持ち帰りください」と話しを始め、おせち料理について「家庭の主婦が作る料理の中で『おせち』は最高傑作だ。元旦の朝、床の間に飾ってください」と訴えた。また、正月3が日に使う祝箸について、「柳の木を使うのは、春一番に芽吹き、神が宿る木で縁起が良い。箸袋に家族の名前を書いて床の間に飾り、3が日洗って使ってください。こうすることによって、『年神様』と一緒にいただくことになる。この祝箸は、両すぼみになっていて俵型をしている。俵は五穀豊穣を表していて縁起が良い」と正月に使う祝箸についてのいわれを説明し、「お子さんに由来を話すと、一生の宝物として記憶に残ると思う」と語りかけた。
 今回のメニューについて、材料、作り方は関東生乳販連が作成した「毎日食べたいミルクのレシピ」に掲載されている。
 レシピが必要な方は全乳連事務局までご連絡ください。

ミルクおせち
 TEL:03-5809-1776 FAX:03-5809-1786 
  メール:zennyu9@poppy.ocn.ne.jp

[4] 都普協、ミルクメッセ

 11月2日、3日の両日、明治神宮宝物殿前広場で第44回東京都農業祭が開催され、東京都牛乳普及協会が特設ブース「ミルクメッセ」を出展した。2日は大変な雨と風だったが、3日はカラッと晴れて、多くの人が来場した。
 2日間にわたって骨密度測定、グッズ配布を行い、牛乳普及に努めた。配布したグッズはオリジナルのノート、メモ帳、ハンカチ、クリアファイルで、その中から一人2点をプレゼントした。中には、全部欲しいというような人もいたが、スタッフがやんわりと断っていた。都普協のブースは入口近くにあって目にとまりやすいのか、次々と人々が訪れ、グッズがさばけていった。
 手渡しに忙しいスタッフの横で、同協会の大久保専務は、牛乳や乳製品にについて相談に来る来場者に親切に説明していた。尋ねる人も、なかなかそういう機会がないのか、熱心に話しに耳を傾けていた。
 骨密度測定のコーナーでは医師が常駐し、管理栄養士2人、衛生検査技師2人のチームが交代で対応していた。自分の骨密度がわかるというので、こちらのコーナーも人気で、栄養相談、健康相談にとスタッフは大忙しだった。2日は荒天でも70人が測定に訪れたそうだ。
 当日、たまたまブースを訪れた町田市の生産者、北島一夫さんにお話しをお聞きした。東京みるく工房ぴゅあを経営する北島さんもこの農業祭に出展して、牛乳、飲むヨーグルトなどを販売。人気が高く、行列ができていた。ぴゅあで販売する牛乳は、成分無調整で低温殺菌だからフレッシュな美味しさが特長。広大な牧場で牛の飼育から製造・加工・販売・運搬まで全て行っている。町田に工房、相模原に牧場があり、工房のある地域は境川によって東京・町田と神奈川・相模原が分けられている。以前は町田に牧場もあったという。もともと、町田、八王子、相模原のあたりは入り組んでいて、ひんぱんに行き来があったようだ
 ぴゅあの製品は、大手メーカーの大量生産されたものとは比べ物にならないほど鮮度抜群で美味しい牛乳・乳製品で、町田と相模原(一部除く)なら宅配も可能ということだった。
ミルクメッセ

(編集後記)
 軽減税率導入で与党間で自民党と公明党の意見の隔たりが大きく、調整に難航しているようです。今後も引き続き動向を探っていきます。
 今後毎月10日、20日、30日の発行を目指しています。
 今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上に掲載していきます。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。
 何でも結構ですから、ご意見がありましたら、下記あてご連絡ください。

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