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「全乳連便り」ー街の牛乳屋さん通信ー 
 
第17号 2015年8月10日、20日合併号

毎月10日、20日、30日発行

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 こんにちは、全乳連事務局の白根です。「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第17号をお届けします。
 日本列島は台風15号、16号のダブル台風の影響で、大きな被害を被り、不安定な空模様が続いています。早く、すっきりした晴天に戻ってほしいですね。
 今号は、合併号でお届けします。

       ◆今回のメニュー◆

[1]大阪商組、大乳商通信発行開始

[2]Jミルク、乳和食指導者育成講習会開催

[3]雪印メグミルク、初の機能性表示食品新発売

[4]高齢者5?10歳若返り

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[1] 大阪商組、大乳商通信発行開始

 大阪府牛乳商業組合(小松治理事長)は今年度取組む事業の一つとして、「大乳商通信」を発行している。かつて、近畿圏の牛乳商業組合が協力して「商乳月報」を発行していたが廃刊になった。その後、大阪商組が独自で「大乳商通信」を何回か発行していたのを、小松体制になって、5月から定期的に発行し、組合員相互で情報共有を目指している。組合員には、B4版で印刷し、郵送されている。
 第1号(新体制になって)の内容を紹介すると、総会報告、活動報告、「山行きクラブ」の活動紹介、他商組の動向など盛りだくさん。
 ●総会報告では、小松理事長の挨拶で「各部会へ積極的に参加し、これからの組合活動への意見を出してもらいたい。組合員の意見を踏まえ、今後の(組合)運営を行う」との言葉を紹介している。
 ●活動報告
・三役会開催とその内容紹介
・総務、財務、活性化の各部会の報告
・ブロック会のお知らせ
 ●他商組の紹介
  ・京都府牛乳商業組合理事長、谷尻順一氏が平成27年度の褒章で黄綬褒章を受章したことを紹介している。
 ●「タクくん・ミルちゃんの モーモーハイキングだより」
  の紹介
  大阪府牛乳商業組合には、有志によって運営されている山行きクラブがあり、その会報であり、通算第95号を数える。今回は
  第36回の歴史散歩として、播磨地方の3寺院を訪ねたことを紹介している。
   その一つが、「朝光寺」で、飛鳥時代にインドの仙人、法道が開いたとされる。
 ●「とある牛乳店主のつぶやき」
   今日は土曜日。夕方拡張に!サンプルセットを持って、いざ高層マンションへ!何とか5セット配布したものの・・・。
  「取れんなあ・・・」

[2] Jミルク、乳和食指導者育成講習会開催
 Jミルクは7月30日、東京・品川のきゅりあん(品川区立総合区民会館)で、昨年に引き続き乳和食指導者育成講習会を開催した。
 Jミルクはかねてより、乳和食を活用した減塩支援活動を展開しているが、昨年から酪農乳業関係者を対象として、乳和食を推進するための指導者育成を目的とした「指導者育成講習会」を開催している。今回は2回目で、乳業や酪農関係団体の担当者など約30名が参加した。
厚労省が発表している日本人の食事摂取基準2015年版によると、食塩摂取量の目標量は男性で8?未満、女性で7グラム未満となっている。しかし、実際の平均摂取量は10?で減塩が課題となっている。
また、厚労省が進めている「健康日本21」では、健康寿命の延伸のため高血圧対策が大きなテーマとなっている。乳和食は、健康志向の高まりと和食回帰の中、和食の欠点である塩分過剰とカルシウム不足を補う調理法として注目され、メディアでの露出も多く、日本高血圧協会、日本栄養士会からも減塩のツールとして支援を受けている。
講師を務めた管理栄養士の小山浩子先生は、乳和食の提唱者であり、「乳和食で美味しい減塩生活はじめてみませんか」と訴えている。
小山先生が唱える乳和食を上手に作るための5つのポイント
?表記の分量をきちんと守る
 どれくらい牛乳を加えれば一番おいしいのか、20年の研究成果
?加熱時に気を配る
 牛乳は沸騰すると焦げつきやすく、鍋底に膜がはるので時々底 を混ぜながら加熱する。
?ホーロー鍋か、フッ素樹脂加工のフライパンで
 乳製品のこびりつきが少なく、手入れも簡単。
?落し蓋はクッキングシートで
 蒸気を通すので対流がうまくいき、おいしく仕上がる。
?牛乳は「牛乳」と表示された製品を
 「加工乳」「低脂肪牛乳」ではなく、成分無調整の「牛乳」を使うことが前提。

●更に先生が唱える「おいしい減塩法“乳和食”5つのミルクマジック
 ▽ミルクをだしにする、▽ミルクでわる・のばす、▽ミルクでゆでる・ゆで戻す、▽ミルクで溶く、▽ミルクに酢を加える
<ミルクに酢を加える>・・・温めた牛乳に酢を加えると、化学変化が起きて分離し、カッテージチーズと乳清(ホエー)ができる。
 このホエーについて、小山先生は「宝の山」と言い、「ほのかな酸味があって、様々な活用法があり、減塩レシピのバリエーションを豊かに広げてくれる」と紹介。あるテレビ番組で、乳清(ホエー)では、一般の視聴者にはわからない。かわいらしい、わかりやすい名前を考えて、とリクエストされ、『ミルク酢』と言おう、と決めたエピソードも披露した。

 http://www.j-milk.jp/nyuwashoku/

  
[3] 雪印メグミルク、初の機能性表示食品新発売
  
 雪印メグミルク(西尾啓治社長)は7月15日、東京・早稲田のリーガロイヤルホテル東京で、平成27年度秋季新商品発表会を開催し、市乳・乳食品・業務製品あわせて新商品39品、改良品33品を発売すると発表した。
 今回特筆すべきは、市乳部門の柱のひとつであるはっ酵乳で「恵ガセリ菌SP株ヨーグルト」が機能性表示食品として、「内臓脂肪を減らす」機能を表記したパッケージになることだ。
 同社保有の乳酸菌ガセリ菌SP株は、ヒト試験によって、「内臓脂肪を減らす」という保健機能が世界で初めて証明されている。今年4月、消費者庁によって創設された「機能性表示食品制度」に届け出て受理されたことによって、商品への直接表示が可能になった。
 機能性表示ができる食品として、これまで「特定保健用食品(トクホ)」、「栄養機能食品」があり、今回の「機能性表示食品」の登場で、消費者に新たな選択肢ができたことになる。同社では、「機能性をわかりやすく表示した『食品』の選択肢を増やすことで、『健康意識の高まり』に応えていく」としている。
 恵ガセリ菌SP株ヨーグルトはこれまでも発売されており、機能性を表示したパッケージへのリニューアルになる。ハードタイプとドリンクタイプの2品を8月25日に発売する。また、この2品と同時に機能性表示の届け出を受理された「アロエ味」は9月29日に発売される予定。

 https://www.megsnow.com/products/yogurt/831a8.html

 
[4] 高齢者5?10歳若返り
6月12?14日に横浜市で開催された日本老年学会で、65歳以上の高齢者の身体機能や健康レベルは10?20年前より上がっているとする研究結果が報告された。同学会は「現在の高齢者は10?20年前に比べて5?10歳若返っていると想定される」などとする声明を発表した。
 12日にあったシンポジウムで、東京大学の秋下雅弘教授(老年病科)は高齢者に多い病気で治療を受けた人の割合を推計したデータの推移から「治療を受ける高齢者の割合は低下している」と報告した。2011年に脳血管障害で治療を受けた75?79歳の割合は、男女ともその12年前の5歳若いグループより低かった。虚血系心疾患でも11年に75?79歳男性が治療を受けた割合は、12年前の10歳若いグループとほぼ同じ。75?79歳の女性では、12年前の10歳若いグループより低かった。
 桜美林大学加齢・発達研究所の鈴木隆雄所長は、東京都老人総合研究所(当時)が実施した歩行速度の調査結果を発表した。02年の75?79歳男性の歩く速度はその10年前の10歳若いグループとほぼ同じだった。
 鈴木所長によると、金銭管理、家事など自立して生活できる能力の指標でも高齢者の点数は上昇している。
(朝日新聞6月14日)
 このように高齢者が元気でいることは喜ばしいことで、栄養状態が良くなっていることとも関係している、と思われる。16号でもお伝えしたが、「高齢者に肉好きが増えている。健康維持に効果があるとされた粗食とは一線を画し、「お肉こそパワーの源」と話す高齢者もいる。肉は老化防止に役立ち、積極的に食べる人ほど長生きするとの専門家の指摘もある」とあるように、一昔前の高齢者と違って、生き方、行動の仕方、食事内容など、改善されているようだ。
 牛乳販売店のお客様は高齢の方が多いと思うが、改めて、こうした元気なシニアに対し、もう一度アプローチしてみるのもいいのではないだろうか。
 

 
(編集後記)
 前号で、「特商法専門調査会」を傍聴した様子を報告するとお知らせしましたが、第6回までさかのぼり、8,9,10,11回の報告、「中間取りまとめ」に至らなかった経緯も含めて、次号で報告します。

 今後毎月10日、20日、30日の発行を目指しています。
 今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上で、記事の詳細を掲載するよう検討しています。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。
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