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「全乳連便り」ー街の牛乳屋さん通信ー 
 
第15号 2015年7月10日号

毎月10日、20日、30日発行

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 こんにちは、全乳連事務局の白根です。「全乳連便り」―街の牛乳屋さん通信、第15号をお届けします。
 台風一過の7月19日、関東甲信地方が梅雨明けし、強い日差しが照りつけ、海水浴場は多くの人でにぎわったそうです。今号は、牛乳販売店に関する話題を中心にお届けします。

       ◆今回のメニュー◆

[1]病気の仲間に代わり保育園に配達、東乳商中野支部

[2]神奈川流改協、「地域安全パトロール」出発式

[3]埼玉商組、「乳和食」研修会開催

[4]牛乳を使った自慢のレシピを募集、都普協

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[1] 病気の仲間に代わり保育園に配達、東乳商中野支部

 東乳商ではかねてより、保育園への牛乳納入を行っているが、先頃、中野支部である販売店主が急遽入院することになり、仲間で手分けして1週間配達したそうだ。
 今回は1週間の入院で済んだが、今後も状況によっては長期の入院もあり得るという。そうした緊急事態の際にどうするか、牛乳販売店のありかたについて考えさせられた。
 東乳商の渡邉理事長は常々、「宅配のお客様は自分だけのお得意様ではない」と組合員に訴えてきた。まさに今回のケースは相互扶助の精神を実践したケースといえる。中野区では、すでに3分の1の保育園が民営化されおり、大手量販店から牛乳を購入するなど、牛乳販売店にとっては厳しい状況となっている。チームプレーが危機を回避したと言っていい。
 この話しには続きがあり、この店主の祖父が経営していた20年前にさかのぼる。交通事故に遭った祖父に代わり、店の配達を近所の6店の仲間が引き受けて3カ月頑張ったという。台帳はなく、領収書のとじ込みから、ゼンリンの地図で確認し配達ルートを組み立て、商品を顧客に届けたそうだ。この店主は5、6年前に祖父の店を引き継ぎ、今回の入院をきっかけに、2代にわたって仲間に助けられたことになる。更に、各家庭への配達はまとめて配達し、1週間お休みする旨、チラシでお知らせしたところ、どのお客さんも快く了解してくれたという後日談もある。このケースはまれな事例だと思うが、今後の牛乳販売店がどうあるべきか、参考にしたい事例だ。

[2] 神奈川流改協、「地域安全パトロール」出発式

 (一社)全国牛乳流通改善協会(全改協)は、今年度の組織強化事業として「地域安全パトロール」を実施している。傘下の神奈川県牛乳流通改善協会(平田英明会長)も、警察並びに防犯協会連合会と共同で地域安全パトロールの実施を推進しており、7月1日、出発式を執り行った。
 会場は、相模原市緑区のエムズ株式会社(宮嵜貴浩社長、雪印メグミルク)、本社駐車場。当日はあいにくの雨模様だったが、式典が始まる頃には上り、平田会長の挨拶でスタート。県警本部生活安全総務課の坂本室長の挨拶、同協会、座間副会長の地域安全パトロール協力宣言に続き、ステッカーの贈呈式を行った。たくさんの人が見守る中、パトカーに先導されて、ステッカーを貼った配達車5台が、拍手に送られて出発した。
 当日参加したのは、警察及び県の関係者10数人、協会から4名、埼玉メグミルク協会の新井会長、同千葉の神吉会長など多数。更に、エムズ(株)が作業を依頼している、相模原市立城山障害者デイサービスセンター「つくしの家」の皆さんが特別参加。雪印メグミルクのキャラクター、「ガセリ金太郎」と神奈川県警のシンボルマスコット、「ピーガルくん」の登場に、「つくしの家」の皆さんは大喜び。声をかけたり、拍手したりで大満足の様子だった。
 ●神奈川流改協、平田会長の挨拶
 「我々は、神奈川県下200店舗、マークを超えた牛乳販売店の集まりだ。商売として利益を上げるだけでなく、地域に何ができるかを考え、『地域安全パトロール』を実施することになった。
 神奈川県警、津久井署、防犯協会と協力して、商売以外のことで地域に貢献できることを始めよう、ということになった。
 本日、会場を提供していただいた、エムズ(株)宮嵜社長はじめスタッフの皆様に感謝申し上げる。つい先日、お父上がお亡くなりになったばかりで、恐縮している。
 私の父も牛乳屋で、地域で、40年、50年と仕事させていただいている。それも商売のことだけでは続かなかった、と思う。
 今日、『地域安全パトロール』と銘打っているが、今までやってきたことを、続けてやっていくことが、皆様に親しんでいただき、地域に貢献していくことになる、と思う」
 ●神奈川県警察本部生活安全総務課犯罪抑止対策室、坂本室長の挨拶
 「皆様には、日常の業務を通じて、防犯関係のチュラシの配布だとか、町で犯罪を認知した時に通報をしていただいたり、我々の防犯活動、警察活動にご協力をいただき、感謝している。県下で、犯罪発生件数は大幅に減少しているが、高齢者、女性、子供が被害に遭う件数は増加している。1件でも犯罪を減少できるよう我々も頑張るが、ご協力をお願いします」
 ●神奈川流改協、座間副会長の地域安全パトロール協力宣言
 「牛乳販売店のお客様のみならず、地位全体の安心・安全を願い、地域安全パトロールを実施することになった。地域を廻って集金など牛乳配達する特性を生かして、またメーカーのマークを超えて、社会貢献活動ができる組織力を活用して、犯罪抑止に貢献する」

[3]埼玉商組、「乳和食」研修会開催

 埼玉県牛乳商業組合(新井憲一理事長)は、平成27年7月4日(土)「さいたま市民会館おおみや会議室」において、「目からウロコのおいしく減塩 乳和食」をテーマに研修会を開催した。当日は組合員等70名が参加。講師に小山浩子先生(料理家・管理栄養士)を迎え、牛乳を使用した減塩方法や、「鯖のミルク味噌煮」など様々なレシピが紹介され、「牛乳・和食・減塩」をキーワードに乳和食を学び、牛乳の持っている力を再認識することができた。
 私たちが日常、口にする和食には、調味のベースとなる味噌、しょうゆに多くの塩分が含まれている。小山先生は、コクと旨み、甘みを含む牛乳を料理に取り入れることによって減塩を実現する「乳和食」を3年前から提唱している。
 小山先生は昨年、東乳商の研修会で「乳和食」の素晴らしさについて講演し、3会場で300人以上の参加者が熱心に講義を受けた。
 今回、小山先生は初めてひとつの提案を行った。牛乳パックに「乳和食」についての情報を印刷してはどうかと、出席した乳業メーカーの担当者に呼びかけた。
牛乳宅配業界は、飲用牛乳需要の落ち込みや異業種大手資本からの参入など、競争が激化し、宅配離れにより牛乳販売店の数も減少している。そのため、消費拡大の推進や付加価値を付けた牛乳配達を行うことが課題となっており、牛乳の持っている力を再認識するとともに、食育の一貫を担うことや牛乳の需要の落ち込みを食い止め、企業の収益力向上に結び付けたいとの思いから今回の研修会開催に至った。
同商組の新井理事長は就任2年目。次々と新機軸を打ち出し、「埼玉県の牛乳屋を何とかしないといけない」と組合員に呼びかけ、活動を活発に行っている。先頃紹介した、アニメキャラを使ったポスターを配布したり、地元埼玉高速鉄道の記念切符を作成するよう働きかけたり、積極的に組合を牽引している。今回の乳和食研修会では、「中央会の支援を受けたり、埼玉県牛乳普及協会のバックアップをいただいたり、手ごたえを感じた」と感想を述べていた。
是非、他の商業組合でも取組みを検討していただきたい、と考えている。全乳連がいろいろお手伝いさせていただきますので、お声掛けください。

[4]牛乳を使った自慢のレシピを募集、都普協

 東京都牛乳普及協会(渡邉佳三郎理事長)は、都内在住の一般消費者を対象として、平成27年度牛乳料理コンクール東京都大会を実施する。日常の食生活の中に牛乳及び乳製品をより活用してもらう動機付け、定着化を図ることを目的とし、9月26日に東京・池袋の武蔵野調理師専門学校で開催する。
 毎日飲む牛乳に加えて、ひと手間かけた、カルシウムたっぷりの料理など、どこでも入手できる材料で、手軽に作れて、育ち盛りの子どもからお年寄りまで、おいしく食べてもらえるオリジナルアイデア料理・菓子・デザートを歓迎する。
 料理名は、なかみがよくわかるシンプルなネーミングにすること。
【応募方法】原稿用紙などに料理名、材料(分量4人分)、材料費(2000円以内)、作り方、調理時間(50分以内)、料理のポイントを記入し、下記住所へ送付。※未発表の作品、完成品の写真、イラスト貼付。
【牛乳の使用基準量】4人分で200ml以上。
【応募資格】東京都在住の高校生以上(プロは除く)。
【選考方法】応募作品の中から10点を選出。その10人の実演による大会を
9月26日(土)に実施。
※最優秀賞及び優秀賞の入賞者は、11月21日(土)に開催される関東大会に
東京都代表として出場する。
【賞品】最優秀賞(1人)=3万円相当賞品、優秀賞(1人)=2万円相当賞品、
優良賞(8人)=5千円相当賞品。
※応募者全員に乳製品ギフト券をプレゼンント。
【後援】関東生乳販売農業協同組合連合会
【締め切り】2015年8月24日(月)必着
【応募先】〒184?0004東京都小金井市本町6?9?35、
NOSAI会館 「東京都牛乳普及協会L係」へ
       電話:042?381?1362
 
(編集後記)
  埼玉県牛乳商業組合(新井憲一理事長)が7月4日(土)に開催した小山浩子先生による「乳和食」研修会は大変盛況でした。新井理事長は東乳商の研修会に参加し、是非、埼玉でも開催したい、と決意されました。他の商組でも取組まれることをおすすめします。小山先生との交渉やJミルクとの交渉など、全乳連がお手伝いします。
 どうぞお声掛けください。
 
 今後毎月10日、20日、30日の発行を目指しています。
 今のところ、当分は無料で発信する予定ですが、その後、月額500円の会費を頂戴したいと考えています(検討中)。全乳連に加入している商業組合の組合員の方は無料です(検討中)。併せて、全乳連ホームページ上で、記事の詳細を掲載するよう検討しています。皆様の感想をお聞かせいただければ幸いです。
 何でも結構ですから、ご意見がありましたら、下記あてご連絡ください。

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□■発行元:全国牛乳商業組合連合会
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(乳販連合会)
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